収納はたくさんがいい
だけど部屋も広く取りたいと良くお話にでます。 ですが、限られた条件の中でどちらも広くするのは難しいこともあります。 まずは、現状の収納量を把握することが大事です。
例えば玄関周りに必要な収納量であれば、靴にブーツ、傘や鞄にコートなど何足
持っていて何着あるか。 キッチンであれば、お皿がどれくらいの引き出しにあるとか、食品のストックが
どれくらいあるとか。 とにかく数値化することで、これから計画する収納量と比較することが重要です。 設計事務所では間取り図や外観図だけでなく、各部屋の4方向の壁面を見た展開図
と言われる図面を描くことで、実際にどこにどれくらいの収納量があるのかを確認
することができます。 それがわかることで、棚板の数や固定棚にするのか可動棚にするのかなど、細かい
使い勝手まで検討することができます。 使いだしてから、あれ?こんなイメージではなかったのにということがないように
打ち合わせを重ねて具現化するのが設計事務所です。